1960年代のヒットパレードに登場した「恋はみずいろ」という曲がありました。
この曲はヴィッキー(Vicky)という当時としては珍しく名前だけで苗字のない若手女性歌手でした。なぜそうなのかは後で知りましたがヴィッキーはギリシャ生まれですがドイツを基盤として活躍するポップス歌手なので、ちょっと悲しいですが政治的な配慮から母国を連想させる苗字を省いたのだそうです。 ヴィッキー(Vicky Leandros)のデビューは1967年のルクセンブルグ(Luxembourg)でのコンテストで「恋はみずいろ(L'amour Est Blue)」を歌って入賞したことからレコードをリリースして一躍人気者となり、日本でもヒットパレードなどで聴くことが出来ました。 Vicky - L'amour Est Blue - YouTube Paul Mauriat - L'amour est bleu - YouTube 恋はみずいろ(Love is Blue)は1960年頃から作曲を始めたアンドレ・ポップ(André Popp)というフランスの音楽家の曲で1967年にルクセンブルグでのコンテストでは第四位でしたがポール・モリア(Paul Mauriat)の演奏バージョンがアメリカで第一位に輝きました。 アンドレ・ポップはこの時期にはシャンソン歌手のジュリエット・グレコ(Juliette Greco)の編曲もしていたそうです。 ちなみに作詞は1950年代から1970年代まで活動したピエール・クール(Pierre Cour)だそうで、、ヴィッキーの他にダリダ(Dalida)やナナ・ムスクーリ(Nana Mouskouri)の曲も作詞したそうです。 Tweet
by koukinobaaba
| 2008-07-12 14:23
| 音楽
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