ベーブ・ルース(1895年~1948年)はメジャーリーグの右翼手で30余年の間ホームランんの最高記録保持者でした。「ベーブ」というのはあだ名でジョージ・ハーマン・ルース(George Herman Ruth)が本名ですが、ベーブ・ルースを発掘したマイナーリーグのオーナーで監督のジャック・ダンが可愛がったことから”ダンのベイビー”→”ベーブ”と呼ばれるようになったそうです。 1932年にベーブ・ルース本人が出演した10分弱のスポーツ短編映画「Fancy Curves」があります。(曲球と曲線美?)
Babe Ruth "Fancy Curves" (1932) - YouTube 1942年に製作された白黒映画の「打撃王(The Pride of The Yankees)」は50年代後期になってテレビで観ました。 小児麻痺ではなくて実際は筋萎縮性側索硬化症で引退したニューヨーク・ヤンキースの“鉄人”ルー・ゲーリッグ(Lou Gehrig)の伝記映画でもベーブ・ルース本人が出演していました。1997年のコメディ映画「ファーザーズ・デイ(Father's Day )」でビリークリスタル(Billy Crystal)のセリフに「悲しいことを思い浮かべる時にはルー・ゲーリッグを考えろ」というのがありました。関係ないですがビリークリスタルってちょっと間違うとジョニー・デップ(Johnny Depp)に似てますよね。似てない?・・・似てないか。 アメリカン・リーグの最優秀投手から最強打者になったレッドソックスから、ニューヨーク・ヤンキースでのホームラン王から放蕩三昧の生活による失墜までを描いた映画があります。 ベーブ・ルースの伝記映画には1948年に「ベーブ・ルース物語(The Babe Ruth Story)」がありましたが、最近では1999年にベーブ・ルースに体型がそっくりのジョン・グッドマン(John Goodman)が主演した「ザ・ベーブ 夢を生きた男(THE BABE )」が公開されました。 1999年の「ザ・ベーブ(THE BABE )」の映画音楽はエルマー・バーンスタイン(Elmer Bernstein )ですが、Muskrat Ramble、Sweet Georgia Brown、ChaconneやStardustなどのスタンダード曲も使用されました。 サウンドトラック「The Babe」の曲目リストは試聴はありませんが、Amazon.co.jpでも見られます。 ※野球音痴の私が知っているアメリカの選手ではベーブ・ルースとベーブの引退後に入団したジョー・ディマジオ(Joe DiMaggio)くらいなものです。ジョー・ディマジオは私にとってメジャーリーグの野球選手というよりも、マリリン・モンロー(Marilyn Monroe)との新婚旅行で1954年に来日したという方が印象的でした。この後にアメリカでは超人気の野球選手より女優の妻が熱狂的に歓迎されたことに立腹して離婚に至ったという嘘らしい逸話が残されたほどのフィーバーでした。実際は暇だったモンローが朝鮮の米軍慰問に行ったりなどと嫉妬深いディマジオを怒らせることがあったそうです。 Marilyn Monroe in Japan 1954 - YouTube ※アーネスト・ヘミングウェイの短編「老人と海」に老人が少年にディマジオの所属するヤンキースとレッドソックス(デトロイト・タイガース?)との接戦について熱心に語っている場面があります。 data-count="horizontal" data-via="koukinobaaba">Tweet
by koukinobaaba
| 2007-10-14 14:23
| 映画
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