びいどろ帽子、氷ぐつ 白いつめたいマントには 雪がいつぱい、こなの雪 月の中から来る人は 白鷺のよに寒いひと そうら、来た来た、お窓から 夜なかにピアノがぽんと鳴る これは北原白秋の第9童謡集である”月と胡桃”のなかのひとつの詩です。 確か、昭和20年~30年代の雑誌”少女”に載っていて、最後の叙情画家と呼ばれた藤井千秋さん(確証なし)の挿絵が添えられていたと記憶しています。 吉屋信子の”花物語”同様、子供の頃(小学生低学年)から大好きだった読み物の一つです。 北原白秋の詩”月の中から来る人”に作曲家の池辺晋一郎氏が曲をつけているそうですが詳細は分かりません。 ・・・乙女チックな"koukinobaaba"でした。 現在は著作権の関係でか、中原淳一・画の表紙絵は表示出来なくなりましたが「花物語〈上〉」の上巻の他に中と下巻があります。 ※画像が見つかりましたが在庫なしです。 古書店 笑琳舎 古書扱いですがAmazon.co.jpに復刻版があるそうです。 「日本児童文学館〈第2集 20〉月と胡桃―名著複刻 (1974年)」 オリジナルらしき北原白秋の詩集「月と胡桃(くるみ)」の表紙絵が<童謡集>として見つかりました。 古本・古書・絵本も・ざくろ書房
by koukinobaaba
| 2005-06-19 01:20
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