”Don't Ask To Stay Until Tomorrow”を歌ったMarlena Shaw(マリーナ・ショウ又はマリーナ・ショー)は叔父であるジャズ・トランペッターのJimmy Burgess(ジミー・バージェス)の導きにより1960年代から音楽の道に入ったニューヨーク出身のソウル歌手で、1952年にはジミー・バージェスと共にハーレムのアポロ劇場に出演したのがデビューだったそうです。
マリーナ・ショウは結婚して5人の子供に恵まれましたが歌うことはあきらめずに暇があればジャズクラブなどに出演していたとか。 そんな折、1966年にChess Records(チェスレコード)と契約することとなり系列会社のCadet Records(カデット・レコード)から2枚のアルバムをリリースしました。 1967年の「Out of Different Bags」と2年後の「The Spice of Life」です。 1970年代に入りBlue Note(ブルーノート)で4枚ほど、Verve(ヴァーヴ)では2枚のLPを吹き込むなどジャズレーベル数社と契約しました。 マリーナ・ショウは黒人間には特に人気がありますが人種を超えてディスコやヒップホップのジャンルで現在も活躍しています。 マリーナ・ショウはこんな顔 ![]() オリジナルは1974年リリースのアルバム「Who Is This Bitch, Anyway?」の試聴 フー・イズ・ジス・ビッチ・エニウェイ ~ マリーナ・ショウ - Amazon.co.jp ♪ Marlena Shaw - You, Me & Ethel, Street Walkin' Woman - YouTube メランコリックであると同時にパワフルなマリーナ・ショウの”Don't Ask To Stay Until Tomorrow”は1977年にDiane Keaton(ダイアン・キートン)とRichard Gere(リチャード・ギア)が共演した衝撃的な映画「Looking For Mr. Goodbar(ミスター・グッドバーを探して)」で歌バージョンの他にテーマ曲としても使用されました。サントラにはDiana Ross(ダイアナ・ロス)の”Love Hangover”やDonna Summer(ドナ・サマー)の”Try Me, I Know We Can Make It”など1970年代のディスコミュージックが収録されています。 「ミスター・グッドバーを探して」のサントラが試聴できるアメリカのLooking For Mr. Goodbar Soundtrack - Amazon.com 上記以外にも2003年の「The Italian Job」では”California Soul”、1999年の「Forces of Nature」ではマリーナ・ショウが書いた”Remember Me”が使用されています。 Marlena Shaw - Don't Ask To Stay Until Tomorrow - YouTube Marlena Shaw - California Soul - YouTube Tweet
by koukinobaaba
| 2010-02-16 15:08
| 音楽
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