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スノー・バディーズ 小さな5匹の大冒険 Snow Buddies (2008)

子犬たちがしゃべるファンタジー映画がディズニー(Desney)から公開されました。

2008年に制作された「スノー・バディーズ 小さな5匹の大冒険」の監督は動物映画が多いRobert Vince(ロバート・ヴィンス)で脚本も担当しています。

2006年の「シャーロットのおくりもの(Charlotte's Web)」では子豚のウィルバーの声を担当した12歳の可愛いドミニク・スコット・ケイ(Dominic Scott Kay)がハスキー犬のシャスタの飼い主のアダム少年を演じます。(ドミニクは女の子ではありませんよ)
ちなみにディビー・クロケット(Davy Crockett)のような毛皮を着たジャン(Jean George)はテレビドラマの出演が多いカナダ人の俳優のジョン・カペロス(John Kapelos)が演じています。一方老ハスキー犬の声はカントリー界のクリス・クリストファーソン(Kris Kristofferson)です。

Dominic Scott Kay in Snow Buddies - YouTube

スノー・バディーズ 小さな5匹の大冒険 Snow Buddies (2008)_b0002123_13191716.jpg

アメリカに住んでいたゴールデン・レトリーバーの5匹の子犬が輸送機に迷い込み突如アラスカ上空で貨物ごと振り落とされたことから始まる冒険映画です。
子犬たちはそれぞれ特徴があるバダボール(Budderball)、ローズバッド(Rosebud)、ブッダ(Buddha)、マッドバッド(Mudbud)、Bのイニシャルを首に付けたビードウグ(B-Dawg )の5匹です。
あらすじとしては、5匹のワンちゃんたちがアラスカの雪原で出会ったのはシャスタ(Shasta)という青い目のハスキーの子犬でした。シャスタの飼い主のアダム少年のためにゴールデン・レトリーバーの5匹の子犬たちがハスキー犬となって犬そりを引いてレースに挑むというストーリーです。。
レトリーバーの子犬たちがソリを引いて走るシーンはきっと感動を呼ぶには特殊効果なんでしょうね。可愛いような可哀想なような複雑な気持ちになります。

☆アメリカでは2008年の2月に公開されていますが、日本では来年の2009年の1月予定です。

おならをする子犬はどれだ?や犬ぞりゲームが楽しめたり、可愛い子犬たちが自己紹介する「スノー・バディーズ」のDisney [us]オフィシャルサイトは現在消滅しました。

※オフィシャルサイトで流れている曲はミッチェル・ムッソ(Mitchel Musso)が歌う”Lean On Me”です。
ディズニーチャンネルに登場するミッチェル・ムッソは映画にも出演したことがある17歳のラップ歌手です。2006年のディズニー・アニメ、「モンスター・ハウス(Monster House)」ではお化け退治をする少年”DJ”の声を担当しました。
Mitchel Musso - Lean On Me (Snow Buddies ) - YouTube

※DVDの発売予定日が2009年1月21日ということは劇場公開はなくなったのでしょうか。
サイケデリックな天然のオーロラも観られる「スノー・バディーズ」は家族向けのクリスマスや正月映画には最適なのに。
Snow Buddies Trailer - YouTube

「スノー・バディーズ 小さな5匹の大冒険」の映画はソリイヌで有名なハスキーイヌのモノローグで始まります。 ワシントンのファーンフィールド(Fernfield)という所におもちゃのように可愛い子犬と子供たちが住んでいました。全部で5匹と5人です。ご主人さまが学校に行ってしまうと暇になるので子猫を追いかけてシャム猫おばさんに怒られたり、ボール遊びをしたりして過ごします。シャム猫おばさんのMiss Mittensの声はなんとウーピー・ゴールドバーグ(Whoopi Goldberg)が担当しています。


そんなある日バダボールがアイスクリームの配達車を見つけて乗り込んでしまったのです。止めようとした4匹も続いて車に入り込むと扉が閉められて車は子犬たちを積んだまま発車!親イヌたちが駆けつけた時は既に遅し!ゴールデン・レトリバーの5匹の子犬の飼い主たちが探し回っても子供たちが保安官に頼んでも皆目見当が付きません。

アイスと子犬を積んだトレーラーは飛行場に到着、コンテナは一路アラスカへ。子犬たちが冷凍にならないかが心配です。
雪原の真っ只中にパラシュート付きでコンテナが投下され、子犬たちは外に出ることができました。子犬たちは「これは夢かも」と、取り合えず家を探しに歩き出しますが当然に懐かしい臭いなんてしません。雪の穴で一夜を過ごすと再び家を探しに行きます。

※昔はエスキモーとインディアンが住んでいたアラスカは戦後アメリカ合衆国の州となりアメリカでも最も北に位置します。ゴールドラッシュで有名になったアラスカですが1970年あたりには油田が発見され大騒ぎとなりました。環境問題で今日でも大揺れです。
アラスカは当然英語圏ですがカナダを挟んでいるのでケベックなどからやって来た人々の中にはフランス語を話す人もいるのでしょうか。アラスカを大きな冷蔵庫と呼んだのは言いえて妙です。それゆえにアラスカにアイスクリームを運んできたのか?

子犬が連れていかれたアラスカには犬ぞり大会に出場したいアダム少年が家族とペットのハスキーの子犬のシャスタと一緒に住んでいます。 アダムはクリスマスのプレゼントに犬ぞりをお願いしたのです。望み薄なのは分っていたのですが、ある日納屋でホコリにまみれた古い犬ぞりについての本(スックラップブック?)を見つけました。 ラッキー!

おうちに帰りたい子犬たちとアダムのペットのシャスタが出会っった時、子犬たちは「でっかいオオカミだー!」と一目散で逃げ出したのです。追いついたシャスタは「ボクはオオカミなんかじゃなくてアラスカン・ハスキーだよ」と自己紹介して飼い主の家に連れて行き、アダムのソリを見せてアダムが犬ぞり大会に出場したいことを話します。子犬たちはシャスタのご主人であるアダムを助けることに決定!
映画の登場人物同様に犬もフランス語交じりでしゃべりますが、伝説の犬ぞりの大家である老ハスキー犬(Talon)が見守るなか子犬たちの特訓が始まります。

明日はクリスマスという晩のこと、アダムは又お祈りするのです。
「6頭だてのソリのためにあと5匹の犬をお願いします。」

ワシントンの家族は子犬たちがいなくてとても寂しいクリスマスを迎えたのです。
ところが親犬が子犬のオモチャだったボールがアイスクリームのトラックにくっついているのを見つけたのです。そのトラックを追いかけて、追いかけてとうとう飛行場までやって来て飛行機のコンテナに乗り込みました。

レース出場に際して最後の晩に師匠の老犬ハスキーが子犬たちを呼んで北極圏の自然現象のオーロラ(Northern Lights)を見せて消え去ったのです。さて、犬ぞり大会の当日、司会者は子犬が引くソリで入場したアダムにビックリです。緑の旗が振り下ろされました! そら、出発!
トップを走る毛皮を着たジャンは悪どく邪魔をして次々と競争相手を打ち負かしますが、ジャンの魔の手はアダムのチームにも。アダムと子犬たちは北極の吹雪のなか、そんなジャンに勝つことができるのか?吹雪をエスキモー特有の氷の家”イグルー(Igloo)”で凌いだアダムと子犬たち。さて、ゴールを目の前にとんだハプニングが!

少年の念願がかなったという夢のようなお話です。それにしても、犬ぞりのためにミシン掛けから溶接までやってのけるアダムはスーパーキッズです。


by koukinobaaba | 2008-12-16 13:36 | 映画
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