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小雨降る径 Il Pleut Sur La Route

アルフレッド・ハウゼ(Alfred Hause Tango Orchestra)の演奏でも知られるタンゴの曲、「小雨降る径(Il Pleut Sur La Route)」は私の母が始めてシャンソンの発表会で歌った曲です。フランス語の歌詞の内容を知りたいという母にフランス語辞書を頼りにタンゴ、じゃなくて単語を調べたことがあります。歌詞の意味は、「今日こそはと貴方のあの聞き慣れた足音が聞えてくるかもと空しい希望を心に小雨降る夜の暗い道にたたずむ」という恐ろしく切ない歌です。
※老婆心ながら歌の主が男性ならけっこうですが、女性なら暗い夜の道に立ってちゃ危ないんじゃないかと思います。 
いえ、そんなこと言ってはいけませんね。大変ロマンチックな歌詞です。

「小雨降る径(Kosame Furu Michi)」はHenry Himmel(ヘンリー・ヒンメル with Robert Marino)が作詞作曲したシャンソンで1953年にTino Rossi(ティノ・ロッシ)の歌で有名になったそうです。

Tino Rossi - Il Pleut Sur La Route - YouTube
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”Il pleut sur la route, Le coeur en déroute...”と歌われる「小雨降る道」の歌詞
Tino Rossi - "Il pleut sur la route" Paroles - fr.LyricsCopy.com

ティノ・ロッシはこんな顔
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C'Est a Capri
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別れのブルース雨のブルースでおなじみの往年の歌手淡谷のり子もで歌っていますが、なんとこのシャンソンの訳詩がパリ在住の画家の藤田嗣治(ふじたつぐはる/Leonard Foujita)なのです。
雨の夜は 淡谷のり子 1986年 - YouTube



by koukinobaaba | 2008-05-12 00:02 | 音楽
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