ラモン・サンペドロ(Ramón Sampedro) 1943年-1998年
スペイン人のラモン・サンペドロはノルウエイ漁船の乗り組員でしたが、25歳の時にダイビングの事故で四肢麻痺状態になったそうです。その後の29年間を尊厳死、合法な幇助自殺の権利を得るために闘ったそうです。つまり死にたいのですが身体が麻痺しているので自分では実行できませんから助けが必要ということです。20年間の寝たきり生活を過ごしたラモン・サンペドロが選択した人生の終止符を打つ手段です。 スペインの法廷で争われたこの訴訟はドキュメンタリーも制作されて世界で注目を集めました。ラモン・サンペドロは1998年に青酸カリによって死亡したといわれています。そのほう助の疑いをかけられた女友達は証拠不十分として検挙は免れました。 しかし時効が成立した7年後にその友人がラモン・サンペドロに青酸カリ入りの飲み物を差し入れたことやサンペドロの最後の言葉をビデオ撮影したことをメディアに話したそうです。 ラモン・サンペドロの手記をもとにした最初のドラマは2001年に「Condenado a vivir」というスペインのテレビ用に制作された映画だそうです。スペイン語は分かりませんが題名は多分「生きるようにという判決を下された」とか「生きるという懲役」といった意味でしょうか。 このテレビドラマは脚本家でもあるRoberto Bodegas(ロベルト・ボデガス)が監督したそうです。 ラモン・サンペドロのヒューマン・ドラマの2作目は2004年に「Mar adentro(海を飛ぶ夢)として映画化されました。英語のタイトルは「The Sea Inside」で、製作総指揮、脚本、監督及び音楽までチリ出身のアレハンドロ・アメナーバル(Alejandro Amenabar)で、実在したラモン・サンペドロはハビエル・バルデム(Javier Bardem)が演じました。 ハビエル・バルデムはキューバ出身の亡命作家レイナルド・アレナスを描いた2000年の「夜になるまえに(Before Night Falls)」で主演していた素晴らしい俳優です。 私はラモン・サンペドロを描いた映画のどちらも観た事がありませんが、アレハンドロ・アメナーバルが脚本および監督してニコール・キッドマン(Nicole Kidman)が主演た2001年のホラー映画「アザーズ(The Athers)」は観たことがあります。 data-count="horizontal" data-via="koukinobaaba">Tweet
by koukinobaaba
| 2008-04-01 15:51
| 映画
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