オープン・ハーモニーの代表として知られるThe Four Seasons(フォー・シーズンズ)は1960年代後半からThe Four Seasons & Frankie Valliとして活躍したアメリカのポップス&ロックンロールのヴォーカルグループです。そして50年代から音楽活動をしているファルセットのFrankie Valli(フランキー・ヴァリ)はグループのリードヴォーカルです。
ヴォーカルのフランキー・ヴァリと組んだキーボードのBob Gaudio(ボブ・ガウディオ)は50年代の後期にはShort Shortsが大ヒットしたティーンズグループの The Royal Teensのメンバーだったそうです。 フランキー・ヴァリとFour Seasons(フォー・シーズンズ)が放った1967年の最大のヒットはI love you baby...と歌われる”Can't Take My Eyes Off You(君の瞳に恋してる)”です。 同じ曲ですがFour Seasons(フォー・シーズンズ)のアルバム「Definitive Pop Collection」ではCan't Take My Eyes Off of Youと表記されています。 ☆この曲は1999年の青春映画「10 Things I Hate About You(恋のからさわぎ)」でHeath Ledger(ヒース・レジャー)がヒロインの気を引くために運動場の観覧席を舞台にして熱演しています。 Frankie Valli & The Four Seasons- Can't Take My Eyes Off You (1967) - YouTube Gay Disco Music 80年代になって、ユーロ・ディスコ・バンドのBoys Town Gang(ボーイズ・タウン・ギャング)がカバーした”Can't Take My Eyes Off You(君の瞳に恋してる)”が日本のディスコ・シーンでも有名だったらしいです。このグループはサンフランシスコのゲイ・ディスコの常連客にアッピールするためにBoys Town Gang(ボーイズ・タウン・ギャング)が結成されたとかで、レパートリーもしばしばゲイをテーマにしているそうです。 ゲイといえば70年代デスコ・スタイルのボーカル・グループだったVillage People(ヴィレッジ・ピープル)が有名でした。 Boys Town Gang - Can't Take My Eyes Off You - YouTube そしてフランキー・ヴァリの”Can't Take My Eyes Off You(君の瞳に恋してる)”は、ベトナム戦争のトラウマを描いた1978年の映画のThe Deer Hunter(ディア・ハンター)で使用されています。 Robert De Niro(ロバート・デ・ニーロ)の他にMeryl Streep(メリル・ストリープ)やアカデミーの助演男優賞を受賞したChristopher Walken(クリストファー・ウォーケン)が出演したMichael Cimino(マイケル・チミノ)監督の作品で、凄惨を極めるロシアンルーレットのシーンが話題になりました。 ※ですが、「ディア・ハンター」のサウンドトラックはStanley Myers(スタンリー・マイヤーズ)のスコア(音楽)でCan't Take My Eyes Off Youは収録されていません。 Jersey Boys 2014年にクリント・イーストウッドがトニー賞受賞のブロードウェイ・ミュージカルを映画化して監督する「ジャージー・ボーイズ」が公開されます。映画のタイトルはニュージャージー出身の4フォー・シーズンズを意味していて、フランキー・ヴァリを演じるのはブロードウェイと同じく米TV界のジョン・ロイド・ヤングです。 data-count="horizontal" data-via="koukinobaaba">Tweet
by koukinobaaba
| 2008-01-16 17:35
| 音楽
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