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ジミー・スミス Jimmy Smith

ジャズ・オルガンの名手といえば、ジミー・スミス(Jimmy Smith)!
1955年にデビューした初期のジミー・スミスはトリオ演奏でBlue Noteで数多く録音しました。そのメンバーはギターのソーネル・シュワルツ(Thornel Schwartz)とドラムのDonald Bailey(ドナルド・ベイリー)です。オールスターとしてギターのケニー・バレル(Kenny Burrell)やグラント・グリーン(Grant Green)、そしてドラムのアート・ブレイキー(Art Blakey)ともトリオを組んでいました。


代表アルバムは何といってもタイトル曲”キャット”が収録されている「The Cat」で、作曲したのはラロ・シフリン(Lalo Schifrin)です。オリジナルは1964年のアルバムが今でも入手出来ますが、「The Sermon!」はオリジナルが1958年のアルバムになるそうです。

☆ジミースミスのBlue NoteのディスコグラフィーのページはJimmy Smith - Blue Note Records
☆その後1962年に移籍したVerveのディスコグラフィーのページはジミースミスの曲が流れます。ギタリストのWes Montgomery(ウエス・モンゴメリー)とのコラボが有名です。
Jimmy Smith - Verve Records

Jimmy Smith Trio - The Sermon (1965) - YouTube

☆ジミースミスの”The Sermon”、”Back at the Chicken Shack”、”Can't get enough”、”Root down and get it”が聴ける!
”Moanin'”や”Organ Grinders Swing”などのビデオが観られる!
MySpace.com - Jimmy Smith

独奏的なハモンド奏法で50年代~60年代のジミー・スミスは最高!ですが、今日聴いたジミー・スミス・トリオが演奏するビバップのアルバムはオリジナル盤は1956年の録音という「Jimmy Smith at the Organ, Vol. 3」です。

ジミー・スミスはこんな顔?
ジミー・スミス Jimmy Smith_b0002123_0571461.jpg
Jimmy Smith at the Organ, Vol. 3
ジ・インクレディブル・ジミー・スミス Vol.3+4(紙ジャケット仕様)もあり。


※上記のジミー・スミスのアルバム「Jimmy Smith at the Organ, Vol. 3」がYhoo!LaunchCcastで、ギターのソーネル・シュワルツ(Thornel Schwartz)名義と表示されて困惑しましたが収録曲の”Autumn Leaves”がソーネル・シュワルツの演奏ということでしょうか。

Jimmy Smith "Crazy! Baby"
ソウルフルなジミー・スミスが”ジョニーの凱旋(When Johnny Comes Marching Home)”からジャズのスタンダードまで良く知られた9曲を独自のアレンジでカバーしたファンキー路線の1960年のスタジオ・セッション・アルバムで、ボーナストラックに”If I Should Lose You”と”When Lights Are Low”が追加されています。
オルガンはジミー・スミス、ギターはクエンティン・ウォーレン(Quentin Warren)、ドラムは(ドナルド・ベイリー(Donald Bailey)
試聴はCrazy Baby - cduniverse

ジミー・スミスといえば映画音楽も演奏しています。
アラン・ドロンが主演した「危険がいっぱい(Les Felins)」の映画音楽は”キャット”を作曲したラロ・シフリンによる”Theme From Joy House”がテーマ曲でしたが、サントラ盤「Bof Les Felins by Lalo Schiffrin」(ASIN: B00061H308)では”Theme From Joy House”と共にジミー・スミスをフィーチャーしたラロ・シフリンの演奏で”Cat”もボーナストラックとして収録されています。(サントラ盤の「Les Félins」ASIN: B0007CEX86の方にはCatが収録されていません。)
Jimmy Smith-Theme from Joy House - YouTube
Jimmy Smith-The Cat - YouTube

ジミー・スミスの”Walk on the Wild Side”などは1986年のハスラー2(The Color of Money)、1995年のカジノ(Casino)、1998年のホワイ・ドゥ・フールズ・フォール・イン・ラブ(Why Do Fools Fall in Love )使用されています。(この映画は日本未公開でしたがTV放映された時のタイトルは”恋はくせもの/フランキーと三人の妻たち”だそうです。)
Jimmy Smith - Walk On The Wild Side - YouTube



by koukinobaaba | 2007-12-01 01:00 | 音楽
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