私の好きな懐かしの歌謡曲
昭和23年(1948年)の大ヒットである近江俊郎の「湯の町エレジー」とともに、我が家にレコードがあってよく聴いたのが昭和25年(1947年)に岡本敦郎が歌って大ヒットした「白い花の咲く頃」です。故郷に残したうつむいてたお下げ髪の幼馴染を想うロマンティックな歌詞で、その後の昭和30年代から40年代までの「純情の時代」に青春歌謡としてたくさん歌われた題材です。 白い花の咲く頃 岡本敦郎 - YouTube それから14年後の1961年に美声の北原謙二が歌った「白い花の咲く頃」に類似した「忘れないさ」も古里の淡き想いを綴った歌で、ジャズ喫茶に出演していた北原謙二はカントリーもレパートリーだったので、昭和39年(1963年)に「えくぼの可愛い娘だったが、北風が連れて行っちゃった・・・」とギター片手に歌った「北風(North Wind)」とともに思い出される曲です。レコードは昭和39年(1964年)だったそうです。ついでですが北原謙二と小林旭の唱法は類似してると思いません? 北風 北原謙二 - YouTube 忘れないさ 北原謙二 - YouTube 北風(North Wind)はRod Morris(ロッド・モリス)が作詞作曲したヒルビリーの曲でアメリカでは1953年にハンサムなカントリー歌手のSlim Whitman(スリム・ホイットマン)がシングルでリリースしたそうです。(スリムは2013年に亡くなりました。) 日本ではカントリーのDJだった"Texas" Bill Strength(テキサス・ビル・ストレングス)が1960年に歌ったバージョンがヒットしましたが、日本人歌手ではウエスタンの小坂一也がレパートリーとしていました。(1957年リリースのシングル盤レコードでの題名は”北風さん”) 私は半世紀以上前にジャズ喫茶で聴いたウエスタンバンドのドリフターズでバンマスだった桜井輝夫の”北風”も忘れないさ! Slim Whitman singing North Wind live - YouTube North Wind (with lyrics) by Texas Bill Strength - YouTube ※ちなみにヨーデルが得意で左利きのカントリー歌手のスリム・ホイットマンは1952年に”Indian Love Call”、1953年に”Secret Love”のヒットがありますが、特に1955年にイギリスでヒットした”Rose Marie”は最長ランキング期間でギネスブックに載ったそうです。 昨今はやりのJ-POPやラップとは全く違ってしっとりと聞かせる懐メロは心を穏やかにしてくれます。 萌え~♪ わたし だけ。。。
by koukinobaaba
| 2007-11-08 00:03
| 音楽
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