新宿に本店がある「中村屋」はお菓子とパンの老舗として知られています。
私は中村屋というと月餅を思い浮かべますがカレーや肉まんも有名だそうです。最近時々頂くのがカレーパンに加えてピロシキです。ピロシキとはロシアの揚げパンですがオリーヴの実が楊枝で留めてあり、なかのアンがリッチでとても美味しいのです。店内だけでなく店頭でも販売していますから通りすがりに買うことも出来ますよ。 新宿 中村屋 現在の「中村屋」は1階がガラス張りのカフェになっていて、2階には名物カリー・バイキングのレストランがあるのです。そこで注文したことがある名物カレーにはカルダモンのホールが入っていたのですが気がつかずに口に放り込んでしまいました。 私的にはペッペッ。 私が食べたのはシーフードのカリー(税込で1,680円) 珈琲を飲みながらガラス越しに街を見ていると面白いことが沢山あります。普段気が付かないのですが混雑した通りを小さな箒と塵取りを持った清掃の女性がチョコチョコと掃いて回っているのです。私はてっきり夜中にでも大型清掃車で一気にゴミを取るのかと思っていました。 次に目に入ったのは街路樹の水遣りです。こちらは男性でしたが大きいジョウロで一本づつ水を遣っていました。散水車じゃないのですね。 現金輸送車(タブン)も目の前に止まります。たった二人の警備員が次々とジュラルミンのケースを持っていっては車内に収めていました。スタンガンだか警棒だかは持っていましたが、私の見たところ襲われても無理ないといった感じです。けっこう安全な国なのですね。3億円強盗なんていう事件は滅多に起こらないのでしょう。 その日は平日の日中だったので綺麗なお姉さんたちがいなくてたいした目の保養にはなりませんでした。 ピロシキといえば、新宿駅東口駅前の現在のアルタビルは、昭和55年(1980年)までは新宿「二幸」といって食品デパートでした。そこで時々お惣菜を買いましたが、その奥の半地下で販売していたピロシキもよく買ったのです。それが中村屋のと同じピロシキなのかは不明です。 「二幸」があったその当時、ビザール、木馬、ビレッジゲートとかいうジャズ喫茶がありましたが、ビザールかビレッジゲートのどちらかには当時は人気のイラストレイターが描いたファンキーな壁のマンガ風絵画がいたく気に入っていた私でした。画家の名前は度忘れしました。行った事のある方はイラストレーターの名前をぜひ教えて下さい。そのジャズ喫茶は1階にありました。...もうないかもね。 ところで、この「中村屋」が館山にあったのでビックリしたことがあります。 実はサーファー気取りの息子が一時期、館山に住んでいたのですが、館山駅の前に「中村屋」があるのです。 新宿店と同じくパン類の他にロシアケーキも販売しているので、不思議に思い伺ってみると、新宿本店の”のれんわけ”なんだそうです。 館山 中村屋
by koukinobaaba
| 2007-11-04 08:57
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