ワーナー・ブラザーズの「The Ant Bully(アント・ブリー)」はJohn Nickle(ジョン・ニッケル)の原作を元にJohn A. Davis(ジョン・A・デイヴィス)が監督した3-DCGアニメです。
タイトルの”The Ant Bully”のbullyはいじめっ子の意味なので「蟻いじめする子供」でしょうか。 最近のアニメの例にもれず、「アント・ブリー」も声優陣が豪華な顔ぶれで、アリの看護婦のHovaの声をJulia Roberts(ジュリア・ロバーツ)、アリの魔術師のZocがNicolas Cage(ニコラス・ケイジ )でアリの女王がMeryl Streep(メリル・ストリープ)、そして害虫駆除業者のStan BealsがPaul Giamatti(ポール・ジアマッティ)など映画並みですが、人間と動物や他の生物間の妨訴抗弁的ファンタジーでもあるこのアニメを観る人々に、大物映画スター達の声が”害虫とはなんぞや”と問い掛けています。襟を正して拝聴致しましょう。 「アント・ブリー」の中心人物でアリの巣を壊したLucas Nickle(ルーカス君)の声はZach Tyler Eisen又はZachary Tyler(ザック・タイラー)です。声優としては新人ですがLittle BillシリーズでAndrewの声を担当した経歴があるそうです。 お前があっというまに壊した私達の家を作り直すのは どのくらい大変だか分かってるの! 物語は或る日のこと、郊外に住むいじめられっ子のLucas Nickle(ルーカス・ニッケル)君は近所の悪ガキのターゲットです。するとルーカス君はいじめっ子にホースで水をかけられた仕返しとばかりになんと庭に住むアリたちに八つ当たりをするのです。アリ達にはデストロイヤー(破壊者)と呼ばれていました。 アリの巣を水鉄砲で水攻めにしてアリたちを犠牲者にしようとしたルーカス君でしたが、アリさんたちにはかないません。アリの魔法使いの秘薬でアリサイズにされてしまいます。アリたちの捕らわれ者となったルーカス君は囚人として強制労働の刑に処されてしますが・・・ アニメとはいっても生物間の強調性や和といったかなりシリアスな問題をアリの社会を例えに教えているようです。 みんなに優しくしましょう。相手の身になって行動しましょう。 いつ何時立場が逆になるかもしれませんよ。 生物の環境保護を訴えるといえば最近ではドリームワークスの「森のリトルギャング」がありましたね。こちらのアニメは生活を脅かされた動物と人間の攻防でした。 ワーナー・ブラザーズのオフィシャルサイトのWarner Bros.で左のメニューからVIDEOをクリックするとサムネイルが表示されるのでTraklerか見たいクリップをクリックして下さい。アニメのオフィシャルサイトの定番「ゲーム」もありますよ。 「アント・ブリー」はアメリカでは7月28日公開されていますが、日本では夏休みに間に合わず2006年10月に公開の予定だそうで日本語吹替版のみが上映されます。お子様には分かり易いですね。 2006年8月1日に発売されたストーリーを追って全27曲が収録された「The Ant Bully」のサウンドトラックはJohn Debney(ジョン・デブニー)作曲及び指揮でHollywood Studio Symphonyの演奏です。最近のサウンドトラックはアニメに限らず新曲の宣伝のようなタイアップが多いなか、このサントラは一貫してジョン・デブニーの音楽です。ジョン・デブニーは最近では2005年のアニメ「チキン・リトル」や「シン・シティ」のサウンドトラックに関わっていました。 両親が旅行に行く時の音楽、6番のParents Leave on Tripはちょっと陽気なリズムも入っていますが、後は美しいシンフォニー調です。 8月発売のサウンドトラック The Ant Bully [Original Motion Picture Soundtrack] サントラの試聴はBarnes & Noble.com. The Ant Bully YouTube 日本で2007年3月に発売のThe Ant BullyのDVD 「アントブリー」の原作者ジョン・ニッケルが挿絵もかいている1999年出版の英語版ハードカバー本「The Ant Bully」 data-count="horizontal" data-via="koukinobaaba">Tweet
by koukinobaaba
| 2006-08-08 00:46
| アニメ & コミック
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