「Blondie(ブロンディー)」というアメリカの漫画をご存知ですか?
1930年にChic Young(チック・ヤング)が新聞に連載を始めたアメリカのコミックです。 私が子供の頃には日本でも朝日新聞に連載されていたほど人気で、ある程度ページが集まると一冊の漫画本として出版されました。 当時としては珍しい横長の本で、英語の吹き出しですがコマの下に日本語訳が載っていましたから子供でも読めました。 「Blondie(ブロンディー)」で一番興味があったのはなんといっても食料難の時代ゆえ、あのDagwood(ダグウッド)のSuper-sized Sandwiche(特大サンドイッチ)でした。 ダグウッドは眠れないと階下の台所に降りて行って、冷蔵庫を漁って残り物で超特大のサンドイッチを作って食べるのです。 なにしろどうやって食べるのか?というほど食材をつみあげた山のようなサンドイッチに、もう美味しそうで絵をみながらヨダレがたらたら・・・パストラミ、アボガド、チーズなどの文字にメマイがするほどでした。 この「the Dagwood sandwich」 という語は「a multilayered sandwich」として辞書にも載っているそうですよ。 漫画の作者は代わって1973年から息子のDean Young(ディーン・ヤング)ですが、なんとそのヤング氏が20年間もサンドイッチのレシピを研究していたそうです。 そして現在66歳になったディーン・ヤング氏は「レストラン Blondie's」のオープンを発表しました。 ブロンディとダグウッドでデザインされたレストランにはどでかいプラズマ・テレビが設置されてブロンディを放映するそうです。 トリプルデッカー! レストランではあの「ダグウッドサンドイッチ」がメニューに載っているそうです。 そのサンドイッチは重さが約68oグラムほどあり、秘密のイタリアン・スプレッドを塗った3枚のパンにハム、サラミ(イタリアン・ぺストラミ)、ペパロ二、モルタデッラ(チーズ)、カピコーラ(スパイスハム)、チーズ、オニオン、レタス、トマト、レッドペッパーが挟んでありおまけにテッペンにはオリーブがつきささって・・・う〜ん美味しそう! でも小食の方もご心配なく!薄いトルティーヤなど他のメニューだって置いてあるそうですから。 2006年の夏にまず手始めにレストランの本拠地となるヤング氏の地元であるフロリダのClearwaterで開店し、次々と米国と海外にチェーン店を開くそうです。 もしかしたら日本にも上陸するかも! 私が好きなSubway(サブウエイ)サンドイッチ店の手ごわい競争相手となりそうですね。 漫画については「Hot'n Cool」内の過去記事を参照して下さい。 チック・ヤングのブロンディ
by koukinobaaba
| 2006-05-16 18:30
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