ソウル・バス(1920-1996)はアメリカのグラフィック・デザイナーで、最も良く知られているのは主に50年代と60年代の映画のポスターやタイトルです。
ソウル・バスがデザインした映画タイトルは40本以上あるそうですが、私が観たソウル・バスがタイトルをデザインした映画は50年代だけでも、1955年のBilly Wilder監督のThe Seven Year Itch(7年目の浮気)、1955年のOtto Preminger(オットー・プレミンジャー)監督のThe Man with the Golden Arm(黄金の腕)、1958年のオットー・プレミンジャー監督のBonjour Tristesse(悲しみよこんにちは)、1958年のAlfred Hitchcock(アルフレッド・ヒッチコック)監督のVertigo(めまい)、1959年のBilly Wilder(ビリー・ワイルダー)監督のSome Like It Hot(お熱いのがお好き)とAnatomy of a Murder(或る殺人)などがあります。 60年代で有名といえば1960年のOcean's Eleven(オーシャンと11人の仲間)と1961年のRobert Wise(ロバート・ワイズ)監督のWest Side Story(ウエスト・サイド物語)ですね。この後エドワード・ドミトリクが監督した1962年の「Walk on the Wild Side(荒野を歩け)」ではオープニングとエンディングの黒猫がお洒落なクレジットでした。 なんと1995年にはMartin Scorsese(マーティン・スコセッシ)監督の「CASINO(カジノ)」があります。 日本語でソウル・バスを紹介したDAI NIPPON PRINTINGのソール・バス(ソール・バス展の情報もあり) ソウル・バスの映画関連作品の画像一覧が見られるthe Looniverse - Saul Bass(各年代をクリック) ソウル・バスの映画タイトルががコマ送りで見られるTytles Designed by Saul Bass(West Side Storyはオープニングとクロージングの二つあり) Saul Bass:Bass on Title なんと、ソウル・バスのデザインした映画タイトル(動画)コレクションのDVDが2004年に発売されたそうです。 1977年にアメリカで製作されたビデオを2003年に開催されたLondon Design Museumの「Saul Bass on Film Exhibit」に乗じて発売されたそうです。(英語の30分DVDでPAL方式/リージョン2) 収録作品のリスト: Carmen Jones (1954) The Man with the Golden Arm (1955) West Side Story (1962) Walk on the Wild Side(1962) It's a Mad Mad Mad World (1963) Seconds (1966) Grand Prix (1966) Nine Hours to Rama(1963) The Victors(1963) In Harm's Way(1965) The Big Country(1958) 残念ながら売り切れでどこも販売していません。 情報はユトレヒト ※ソール・バスは人気で品薄らしく書籍も品切れです。 Henri’s Walk to Paris 多才だったソウル・バスは絵本も手がけたそうです。 1962年に出版されたソウル・バスの児童書のカラフルな内容が見られるHenri's Walk to Paris - Plenty of Colour data-count="horizontal" data-via="koukinobaaba">Tweet
by koukinobaaba
| 2006-05-01 19:04
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