黒人音楽の代表ともいえるソウルはどうです? R&B!
黒人音楽の中で、アメリカ南部のソウル・ミュージックを(Southern Soul)サザンソウルに対して、Northern Soul (ノーザンソウル)というのはソウル・ミュージックのルーツであるアーリーソウルを受け継ぐ、米北部のシカゴなどで1960年代初期に生まれた音楽といわれます。 しかし、実際には、マンチェスターなどのイギリス北部で人気のダンスホール音楽のソウルがノーザンソウルなんだそうです。 パリと同じくアメリカ以上に黒人音楽が好きなイギリス人の中にはモータウンと共に1960年代に火がついたこのノーザンソウル熱が半ばマニアックに存続しているそうです。 まずはThe Mods in The Beat ClubsそしてマンチェスターのTWISTED WHEEL、それからこのWigan Casinoです。 この特徴は過激的ともいえる激しいダンスで一晩中踊り明かすクラブシーンがあります。 現在ではヒップホップのブレイクダンスというところでしょう。 14歳からソウルにどっぷりと浸かったDave Barrett氏によるソウル音楽のサイトThis Old Soul Of Mineでは、1973年から1981年まで開かれていた世界的に有名なダンス・クラブのWigan Casinoを中心に、アーティストの情報はモチロンのことその音楽を聴かせてくれます。 イギリスのリバプールからちょっと北上したWiganにあった、ダンス・クラブのWigan Casinoではノーアルコール&ノーガールハントだったそうです。 単なるディスコではなく・・・ソウル・クラブなのです。 コッカコーラやレモネードで熱く熱くソウルを踊り語る場所なのでした。 ですがその名声が仇となり閉鎖に追い込まれたそうです。 なにしろ有名ディスコで踊ってみたいという物見高いビジターが押しかけ、本来の会員は移っていってしまったそうです。 ジュークボックスのページでPLAYをクリックして聴いて下さい。 Motown JUKEBOXでは1970年のWar(黒い戦争)の大ヒットにもかかわらずMOTOWNで冷遇されたノーザン・ソウルの気骨の歌手、Edwin Starr(エドウィン・スター)のシャウトも Etta James、Ben E King、Jackie Wilson、Ike & Tina Turner、Della Rees、Marvin Gaye、Isley Brothersなど 左のPLAYアイコンをくりっくすると 貴重なノーザンソウル・シーンの関連ビデオが。 一番上は特大クリップはTeenTownで、ビートルズのカバーで有名になったオリジナルのPlease Mr. Postmanを歌う1960年代のMOTOWNソウルグループThe Marvelettes(マーヴェレッツ)、2番目はテレビ番組のWigan Casinoドキュメンタリーからのクリップ 現在もかなりのノーザンソウルのファンがいますが、さて、ノーザンソウルは甦るでしょうか? 自ら熱狂的なノーザンソウルのファンであったPaul Sadot監督によるノーザンソウル・シーンを甦らせたイギリスの舞台(2003年2月初演で現在もイギリスを巡演しています) Northern Soul (ノーザンソウル)といえばThe Bob and Earl(ボブ&アール)、Jackie Lee(ジャッキー・リー)のHarlem Shuffle(ハーレムシャッフル)! Harlem Shuffle - YouTube ☆This Old Soul Of MineはAudio-Visual Triviaのアーカイブ「ケティ・レスターのラブレター」で参照する記事を探していて見つけました。
by koukinobaaba
| 2005-12-17 16:06
| 音楽
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