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アコースティック・ギターのマーチンとギブソン Martin Guitar & Gibson

アコースティック・ギターの代名詞となっている世界一のギター、Martin Guitar(マーチン・ギター)を知っていますか?

私はよくは、いや、まったく知らないので調べてみました。

私の好きなフランス女優のブリジッド・バルドーは映画「私生活」の中でフォーク・ギターで弾き語りをしていましたが、マーチン・ギターも使っていたそうです。

マーチンはGibson(ギブソン)と並ぶ電気を使わないギターの老舗ですが、マーチンもギブソンもモデルや年代によって構造や材質が違い、それにより音も変わるそうです。特に古いモデルのギターは木材等の経年変化もあり、歳と共にサウンドも変化するので、マニア垂涎のヴィンテージ・サウンドとなって珍重されるそうです。

マーチンの音 ギター色々

アコースティック・ギターにはクラシックギターとフォークギターがあります。 そういえば最近話題の映画「ウォーク・ザ・ライン 君につづく道」の伝説のカントリー歌手で「ジョニーキャッシュ」もギブソンでしたね。
私も若かりし頃、赤いガット・ギター(クラシック・ギター)を買って教本にある「禁じられた遊び」を練習したものです。 オモチャ同然の安物で当時2000円位でした。 電車の初乗りや手紙が10円の頃です。

スチール弦のピックギターというのはブルースはもとより、カントリー・ウエスタンの歌手が使っていましたね。 いずれも電気は使いません。 日本で電気ギターが流行ったのはベンチャーズになってからでしょうね。

白蝶貝等を埋め込んだ豪奢なインレイ・ギターにはマーチンD—45がありますが、”マーチンD”のDはドレッドノートの「D」なんだそうです。アバロンと呼ばれる鮑貝を埋め込んだギターは反射して見飽きることがないほど美しいそうです。とはいえ、マーチンやギブソン等の有名なギターはサウンドが一番であってデザインはその後だそうです。

グレッチといえばロックンロールやロカビリーですが、フェンダーは? テレキャス!
フェンダーをジャズに取り入れたのはウィリアム・モンク・モンゴメリーだとか。

「ドレッド」についてはいつもブルースやギターの記事ではお世話になっているKen-sann様のブログのTrouble Travelers - Elmore's Guitarをご覧下さい。
この記事も訂正して頂きました。いつも有難うございます!

The Martin Guitar Company(マーチン・ギター社)

ちなみに、かの有名なブルースの王様と呼ばれるBBキングの愛用ギターLucille(ルシール)のモデルとなった”ES-335”はセミアコといってセンターブロック付きのホロー・ボディなんだそうですが、BBキングのルシールは特注でソリッド・ボディのモデルも使うそうです。
※上記のリンク先でBBキング自身がルシールについて語っている音声クリップが聴けます。

日本のマーチン・ギターのファンサイトはこちら
by koukinobaaba | 2005-08-19 12:16 | 音楽
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