ネロ・ウルフ(Nero Wolfe)シリーズはアメリカのミステリー作家であるレックス・スタウト(Rex Stout)が1934年から書いた探偵小説で、挿絵がレトロです。
レックス・スタウトは特定していませんが推定年のころは中年、探偵いわくく合衆国生まれと述べているが推定生まれはセルビアのモンテネグロ(Montenegro)という腕利き探偵の名はネロ・ウルフ”、ニューヨークの高級住宅であるブラウンハウスに住んでいます。ネロが信頼するただ一人の助手は何でもやってくれる”アーチー・グッドウィン(Archie Goodwin)”です。 ニューヨークの犯罪事件簿を1970年代までシリーズで記録した小説だそうですが、私はまだ読んでいません。読むべきでしょう。 観るべきか。 レックス・スタウトの探偵小説「Nero Wolfe」には私立探偵のお約束ごとの美人秘書のたぐいは登場しません。ネロ・ウルフは色気より食い気らしいです。 よって「ネロ・ウルフ」シリーズで特筆すべきはグルメだそうです。住み込みの執事兼料理人であるフリッツ・ブレナー(Fritz Brenner)は休日を除いて毎朝ネロの朝食をベッドに運んでくるそうです。 探偵のネロ・ウルフはグルメ(食通)であり美食家なんだそうで特にヨーロッパや合衆国では春のご馳走である高級魚卵(shad roe)がローストダックと共に大好物だそうです。 キャビア以外に西洋で魚卵を食するとは珍しいですが、一般に小麦粉をふって焼くのだそうです。もちろん助手のアーチーも舌鼓をうって平らげるそうですが牛肉やライ麦パンが出てこないのが不満だとかで、時にはコンビーフ・サンドをこっそり食べに行くのだそうです。加えてネロ・ウルフは飲まないのにワインやブランディの知識もあり。 Nero Wolfe (1977) - YouTube Nero Wolfe - The Next Witness (Maury Chaykin) - YouTube Nero Wolfe - Murder is Corny (Maury Chaykin) - YouTube 名探偵ネロ・ウルフの公式サイトはもうありませんが、作家や小説についてはRex Todhunter Stout - Three Doors to Death - The Wolfe Pack ネロ・ウルフをモーリー・チェイキン(Maury Chaykin)、助手のアーチー・グッドウィンをティモシー・ハットン(Timothy Hutton)、シェフのフリッツ・ブレナーをが演じた2001年のTVシリーズ”グルメ探偵 ネロ・ウルフ(A Nero Wolfe Mystery)”の第1シリーズの6話と第2シリーズの12話が日本でも放映されたことがあるそうです。 レックス・スタウトの小説”Fer-de-Lance”を映画化したエドワード・アーノルド(Edward Arnold)主演の「完全犯罪 」についてはMeet Nero Wolfe (1936) - NeroWolfe.org ネロ・ウルフのコミックはNero Wolfe Comics ♪ Boss Boogie Nero Wolfe Theme Season 1 (3pc)とNero Wolfe: Season 2 (5pc)、そしてNero Wolfe: Mega Set (8pc)の輸入版のDVDが国内でも入手できますが字幕が付いてないので英語に堪能な向きにはお勧めですが。 VHSビデオでは Nero Wolfe MysteryのDoorbell Rangが輸入版であります。 Tweet
by koukinobaaba
| 2009-03-19 14:30
| 映画
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