アニタ・カー?
誰だっけ? ということで調べてみました。 アニタ・カーは1950年代から1960年代に人気があったメンフィス出身の歌手で、Anita And Th' So-And-So'sという多重録音で”Joey Baby”をヒットさせたそうです。 美しいハーモニーで定評のあったThe Anita Kerr Singersという男女混声コーラスグループを結成して”Forever”というヒット曲を生み出し、ナッシュビル・サウンド全盛期の代表的なボーカルグループだといわれたそうです。レコード会社との契約問題からそのグループから4人で組んだThe Anita Kerr Quartetは”The Little Dippers”というグループ名で”Forever”を吹き込んだそうです。よって”The Little Dippers”名義で契約が終った後に本来のAnita Kerr Singers名義で”Forever”を録音したとか。 ※このボーカルカルテットのThe Anita Kerr Quartet(Little Dippers)はサラ・ボーン(Sarah Vaughan)で有名なピーターガン(Peter Gunn)のヴォーカルテーマl曲の”Bye Bye”にチャレンジしたそうです。 「We Dig Mancini」という1965年のVictorアルバムに収録されているそうなのでぜひ聴いてみたいです。 「We Dig Mancini」にはヘンリー・マンシーニ作曲のBaby Elephant Walk Charade、Bye Bye、Dreamsville 、Days of Wine and Roses、Pink Panther Theme 、Moon River などのインスト曲をアニタ・カーがボーカル用にアレンジした12曲が収録されているそうです。 Anita Kerr Singersは1960年代にコロンビア、RCA、デッカレコードなどのバックコーラスとして、カントリーのジョニー・キャッシュ(Johnny Cash)をはじめ、ウィリー・ネルソン(Willie Nelson)やパッツィ・クライン(Patsy Cline)やブレンダ・リー(Brenda Lee)、ポップスのロイ・オービソン(Roy Orbison)やパット・ブーン(Pat Boone)やボビー・ヴィントン(Bobby Vinton)、それにペリー・コモ(Perry Como)やローズマリー・クルーニー(Rosemary Clooney)などのバックコーラスを務めたそうで、ナッシュビルのレコードィング・スタジオで録音されたレコードにはかなりの割合でAnita Kerr Singersがバックアップしたそうです。ですが、バックコーラスでは確認のしようがありませんが。 下記にスイス公演のビデオがありますが、アニタ・カーのご主人がスイス人なんだそうで、1970年代にはスイスに移住したのだそうです。 Anita & Th' So-And-So's (Anita Kerr) - Joey Baby - YouTube The Anita Kerr Singers - Forever & Guitar Country - YouTube The Anita Kerr Singers - Oh, Lonsome Me & Georgia on my Mind (1964)- YouTube ☆アニタ・カーのアルバム「From Nashville... The Hits of Anita Kerr」から”You Don't Know Me”が聴けるAnita Kerr Singers Discography - Primarily A Cappella Singers.com 私が知っているアニタ・カー・シンガーズといえば1957年に吹き込まれてからクリスマスソングの定番となっているボビー・ヘルムス(Bobby Helms)の”Jingle Bell Rock”くらいでした。 Bobby Helms with The Anita Kerr Singers - Jingle Bell Rock - YouTube Tweet
by koukinobaaba
| 2009-02-26 15:14
| 音楽
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