2012年 03月 02日 ( 1 )

未然に防げた? オレオレ詐欺

我が家にもやって来ました、オレオレ詐欺。

昨今お騒がせの家人を騙った振り込め詐欺は手を替え品を替えでどんどん手が込んで来ているようです。

たいていは年寄りの女性がターゲットだそうです。
どうやって選ぶか?は、分かりませんが携帯電話にはかかってこないところをみると電話帳からでしょうか。適当にかけてみて、中年以降、もしくは老人、言い直せば若い息子がいそうなお母さんらしき女性が電話口に出たら詐欺師のお仕事が始まるのでしょうか。
老女って何歳よ。 ともかく20歳代から40歳代までの息子がいる方です。
40歳代から60歳代以上の女性でしょう。

詐欺男が電話をかけてみて、もしも受話器を取ったのが屈強そうな男性だったら? おそらく間違い電話を装うのでしょう。
そういえば、私の家にも間違い電話とか無言電話とか何度かあったな。(私はかけてきた相手が声を出すまでは無言です。これもちょっとコワイ?)

さて、我が家の場合は被害者になりそこなったのが高齢の母でした。
人生90年時代の今、老人保健法の医療受給者は75歳以上ですが、高齢って何歳よ。。。 老人って何歳からよ? 一般には65歳からだけれど70歳というところもありとか。

電話のベルが鳴れば、当然家人が受話器を取りあげるのですが、今回は母だったのです。
「はいはい。」と言って二言三言聞いた後に怪訝な顔で私に受話器を渡したのです。
私は「又、お墓のセールスかも、断ってやる!」とばかりに受話器を耳に当てました。

すると電話口の向こうで慌ただしくしゃべっているのは若い男。
「JRから電話なかった?」
私は思いました。「ああ、息子か。 今朝とはちょっと声が違うが風邪気味だったのかな。」
息子は続けました。「JRにこっちに電話するように言ったんだけど。 まだなんだ。 電車にカバン置き忘れちゃってサ、全部入っているから困ってるんだ。 まいったなー。」
私が「JRからは何も連絡ないけど。。。」と答えた時、横っちょから母が言いました。
「その電話、○○さんからじゃないの?」

ここまでは息子と思い込んだ私と息子が風邪ひいたような若い男の会話はスムーズに進行していくようでした。
ところが、です。 母の言葉がきこえたのでしょう、その若い男が急き込むように言ったのです。
「そうだよ、○○だよ。」
「はあ?」と思った私は怪訝そうに、「えっ? ○○さんなの?」
相手は「○○さんじゃないよ、○○だよ。」
いかにも身内といった物の言いようです。
母の言った○○さんとは私も知っている遠い親戚です。 そして初老の男性です。

ここで電話の主は風邪をひいた私の息子ではないことが歴然としました。
電話をかけた主はこちらが勝手に思い込んで口にする名前をちゃっかり頂いちゃうのですね。
カバンを失くした男は相も変わらず忙しく話を続けます。 「困っちゃったなー 。。。」

ここで電話がプッツンと切れました。
あれ? 切れちゃったの。

はい、これが手なんでしょう。 本当に息子と思い込んでいたなら「どうしたのかしら。。。」と心配してもう一度かかってくるのを待つのが親心。

その通り、すぐに電話は来ました。
でも、この電話を受けて最後までどうなるのか聞きたい心を抑えてもう受話器は取り上げませんでした。
だから金額を提示されてはいません。 確実に振り込め詐欺だったとも分かりませんが、「電車に会社の小切手の入った大事なかばんを忘れてしまって…」はオレオレ詐欺の常套文句だそうです。
最近は銀行振込ではなく自宅まで受け取りにくる新手が増えているそうです。
犯人の面が割れるじゃないかって? どうやら何も知らないアルバイトが来るらしい。
よく耳にするのは高齢者が何十万円とか何百万円とか騙されたことですが、別に小口の詐欺もあるのです。 電車賃くらいの小銭を騙し取る詐欺はどうやら詐欺会社の入社試験らしいです。

息子とは全然違う声なのに若いというだけで息子と思い込むこちらにも落ち度があるのでしょうかね。
若い息子をお持ちの皆様、くれぐれもご用心あそばせ。

ところで母が言いました。 「冗談じゃないわ、こっちが貰いたいよ。」
そうです、振り込め詐欺にひっかかる方は裕福な女性だったのです。貧乏ではひっかかりようがありません。
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by koukinobaaba | 2012-03-02 14:57 | 面白記事