ジクロルボス Dichlorvos

中国産冷凍インゲンからジクロルボスが検出されたそうですが、「石油のようなすごいにおいがした」そうです。

ジクロルボスは本来は略称がDDVPという農薬として開発された有機リン化合物の殺虫剤だそうで、高濃度の有機リン系殺虫剤だとか劇物指定の農薬とかいわれていますが、「虫がつかなくなる」とか「腐らない」という理由で業者が食品に塗ったり、かけたり、混ぜたりしているそうです。怖い実体ですね。

実は私は実際に石油の臭いのする食品に出会ったことがあります。
知り合いが「ちょっと、これ変じゃない?」と持ち込んだのが海のパイナップルと呼ばれる海鞘(ホヤ)でした。ホヤは東北地方の産物だそうですが、関東でも食べられています。鮮度が落ちると臭いそうですが、私が嗅いだのは魚介類が腐った臭いではなくて石油系の臭いでした。その時はなぜ?と不思議に思った記憶があります。 もしかしてジクロルボス?


ところで、殺虫剤というと戦中戦後のDDT散布を思い出します。アメリカ軍がシラミ退治に導入し、注射器の親玉、いや自転車の空気入れみたいな噴霧器で人体に直接浴びせるのです。私はかけられたことはありませんが、アメリカでは兵隊さんや終戦後は浮浪児たちが噴霧されている映像を見たことがあります。ひどいもんだとおもいましたが、マラリアなどが発生する国では必需品だったそうです。現在じゃ残留性有機汚染物質に指定されていますが、DDT禁止によりマラリア対策はちゅうぶらりん状態だとか。環境保全、薬害、マラリア禍、どれを選ぶかそれが問題だ。
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by koukinobaaba | 2008-10-25 10:38 | 面白記事
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