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これでいいのか! 成人識別カード タスポ

未成年者の喫煙防止の目的で、成人識別カードの「タスポ」なるICカードが6月1日から日本本州の一部地域での自動販売機で開始されたそうです。このカードの申し込みは2008年2月からはどの地域でも受付られているそうです。最寄のたばこ販売店で無料で入手できるというお手軽さです。
申し込めば日本国内在住で、満20歳以上の人に発行されます。私の地域は第三次エリアとなり、申し込みは2008年2月からですが、稼動開始は7月です。必要書類は一般的な運転免許証、健康保険証、年金手帳などのコピーだそうです。それと3ヶ月以内に撮影した写真を添え、捺印またはサインがなければいけません。もし引越ししたばかりの住所で申し込む場合は公共料金領収証も添付します。
これらを郵送すれば2週間以内にタスポが到着する予定です。写真付きの住民基本台帳カードと同じですが、このカードでは煙草は買えません。

レンタルビデオ店のような具合にはいきません。ちゃんと顔写真入りですから免許証並みです。
電車のパスモみたいにチャージしておけば現金を持ち歩かなくても購入できるそうです。もし失くしたら、もし盗られたら大変です。

煙草を吸わない方は情報を気にしていないかも知れません。かく言う私も先日のニュースで知った次第です。このタポスを未成年に貸すと逮捕されます。

成人識別カード公式サイト

Adobe ReaderのPDFファイルの申込書のダウンロードによりA4サイズの普通紙にプリントアウトできます。 
ホームページにはtaspoダイヤル(電話)も掲載されています。
ひえー!年寄りには大変そう。 煙草吸わないから良かった!

※ところで10年ほど前にあちこちに設置してあった酒の自動販売機はもうあまり見なくなりましたがやはり免許証などの成人確認カードが必要な販売機もあるそうです。私は酒も飲まないので関係ないですが。けしからんヤカラ(自販機の持ち主)は販売機にそういったカードを置きっ放しにして、カードを忘れた購入者の便を図っているのだそうです。意味ないじゃん!
上記は違法の例ですが、売り上げ激減対策として店頭の自動販売機に取り付けたブザーで店主を呼び出し、店主名義の成人識別ICカード「タスポ」で購入できるようにしたのは「成人であることを確認すれば対面販売と同じ」なので違法性はないそうです。摩訶不思議な現象です。
私の家族の場合も同様で、販売機を設置している店の人が出てきて「確認したからいいですよ」とタポス無しで煙草を買いました。
嘘かまことか、関西の方ではガンパス(顔認識)の販売機もあるんだそうです。

アメリカではとうの昔からバーなどでは成人かどうかを確認していたそうですが、悪童連中はどうにでもするらしいですから、一応未成年対策は講じているという政府と店側の法律に対応しているという気休め程度ではないでしょうかね。
法があれば抜け穴もある。気の小さな市民だけが守っているルールです。
禁酒法時代を思い起こせば一目瞭然!

タスポの実施で未成年の喫煙が減少することを切に願うものです。

追記
なんて思っていたけど、平成になり世も20...何十年になった頃は酒の自動販売機なんてこの辺では見かけなくなりました。ごく稀にあってもタスポの酒バージョンである”酒パスカード”が必要なんだとか。まあ、昨今はコンビニが連なってますからね。
馬鹿な家族の話です。先日、パパがビールが飲みたい!と珍しいことを言うので息子にお使いを頼みました。
楽しみに待っていると「残念ですが、僕のジュースだけです。」と高級フルーツジュースを持ち帰りました。そう、息子は15歳なんでした!大笑いです。







by koukinobaaba | 2008-06-03 12:28 | 面白記事
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