パシフック・ガス&エレクトリック Pacific Gas & Electric - Staggolee

今さっきインターネット・ラジオで聴いたのはPacific Gas and ElectricのStaggoleeでした。

曲のタイトルとなっている”Staggolee”は何を意味するのか分りますか?
Lee Sheltonという黒人の別名がStagger Lee(スタッガー・リー)とかStagoleeだったそうです。
それではLee Sheltonとは誰だというと、黒人のタクシー運転手で客引きで、1895年のクリスマスイヴにセントルイスでビリーを殺して捕まって獄死した実在の人物です。この伝説的出来事はクールな無法者のタフガイとして英雄化されてブルースで歌われ続けているそうです。
オリジナルは1928年のブルース歌手であるMississippi John Hurt(ミシシッピ・ジョン・ハート)が歌ったのだそうです。私は1959年にLloyd Price(ロイド・プライス)が歌ったバージョンのレコードを持っていますがWilson Pickett(ウィルソン・ピケット)のバージョンも聴きました。それらは殺人をテーマにした歌詞ではテレビの前の健全なる青少年には不向きだとして、Stagger LeeとBillyの賭け事をテーマにした内容に変更されたそうです。(でもスタッガー・リーはビリーを撃ったと言ってますが。銃はマグナム44口径か。)

ヴォーカルのCharlie Allen(チャーリー・アレン)がリードヴォーカルをつとめるパシフック・ガス&エレクトリックはブルース、ソウル、ロック、ポップスをミックスしたような音楽です。 1967年のロスアンジェルスでギターのTom MarshallとベースのBrent BlockがドラマーだったヴォーカルのCharlie Allenを加えてLAでヒットしたバンドとしては珍しい白人と黒人の混成グループの”Pacific Gas and Electric Blues Band”として始めたそうです。その後のメンバーはドラムがFrank CookやギターのGlenn Schwartzが加わりましたが、バンド名を1968年にPacific Gas & Electricと改めてデビューLPアルバム”Pacific Gas & Electric ”をリリースしました。初アルバムはパッとしませんでしたが、1969年のセカンドアルバムの”Are You Ready”はヒットとなり、1970年には三番目のアルバム”70-Tals Nostalgi ”をリリースしました。

Get It On - Pacific Gas & Electric
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最近では、Quentin Tarantino(タランティーノ)監督のDeath ProofでStaggoleeが使用されています。その影響でしょうか、Last.fmのチャートによればこのStaggoleeは人気のAre You Readyを何十倍も引き離してだんぜんトップに位置しています。コースターズ(The Coasters)の1956年のシングル・デビュー盤のDown in Mexicoよりも人気がありそうです。
☆”Staggolee”の歌詞はPacific Gas and Electric - Staggolee Lyrics - justsomelyrics.com

Death Proof: Pacific Gas & Electric - Staggolee - YouTube
Pacific Gas & Electric - Are You Ready - YouTube

※カルフォルニアの電力会社のPG&E(Pacific Gas and Electric Company)とは関係ありません。



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by koukinobaaba | 2008-03-11 23:53 | 音楽
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