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食べた! 活き伊勢エビの海賊焼き

先日実家で生きた伊勢海老を頂きました。
電話で母が「動いてる!早く来て!」と叫んでいましたが、ちょっと忙しかったので、渋った挙句に夕方から出かけて行きました。

生き物は苦手です。以前も北海道から大きな活きタラバ蟹を頂いた時もどうしようかと思いました。トロ箱の中でゴソゴソ動いてギュギュと鳴いており可哀想やら怖いやら。
※ちなみにエビやカニなどの甲殻類とかイカやタコなどの軟体動物は血液中に銅を含むヘモシアニンを持つので血が青いのです。カタツムリや兜虫もそうです。一方、ヘモグロビンを持っていれば血は赤いですね。

今回の海老も同様でおが屑の入った箱の中で、「ギー」と泣いているみたいでした。私は生きた伊勢エビは初めてお目にかかります。今までも鬼殻焼き、刺身、味噌汁を食べたことがありますが、こんな大きいのは見たことがありません。それもそのはず、正真正銘、国産の赤い奄美大島の伊勢エビのようです。南海のエビは大きくて7kg級なんていうのもいるそうですが、解禁は8月だからどうやって調達したものやら。

一般には250~500g大の伊勢エビが市場に出回っていますが、なんとこの伊勢エビは1尾が1.5kgなのです。それが2尾、長い触角をぶつけるようにして箱の中に押し込まれていたのです。
冷凍でも相場がキロ1万円だから、生きていれば、えーっと・・・
いや、値踏みは止めときましょう。頂き物なんですからね。

母は私が調理すると思って呼んだのですが、怖気ずいた私に呆れて箱からエビを取り出しました。「あー、シッポ持っちゃ駄目よ、背中よ!テレビで観たことあるから!」「布巾で目隠しした方が暴れないかも」「そ、そこから包丁を入れてグルリと・・・」などと岡目八目の私。
触覚と足を外し、ともかく頭と胴体も離しました。
大きな頭で、中にはミソがいっぱい詰まっています。さて、これをどうするか?
結局胴体はまるごとグリルで焼くことにしました。貝類やイカなどが有れば尚良いのだけれど、ともかく海賊焼き
頭は鍋でアクを取りながら煮ました。これも全部やってくれました。
あはあはあは。わたし、食べるヒト。美味しい!
あまりに食べるのに夢中になったので証拠の写真を撮るのを忘れました。殻さえ撮るのを忘れました。
でも、これは夢ではありません。
by koukinobaaba | 2008-03-09 22:03 | 面白記事
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