ブーツ・ランドルフ Boots Randolph - Yakety Sax

ケンタッキー出身の白人サクソフォーン奏者のブーツ・ランドルフが演奏した「ヤケティ・サックス」という曲はコメディアンのBenny Hill のTV番組”The Benny Hill Show”のテーマ曲として有名になったことから'The Benny Hill Theme'とも呼ばれました。この曲はギタリストのJames Q. "Spider" Richが作曲したのだとか。

ブーツ・ランドルフはこんな顔
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Yakety Sax!

ブーツ・ランドルフのヤケティ・サックスは最初RCA Victorで吹き込んだのですが有名になったのは Monument Recordsからリリースされてヒットチャートで上位に輝いた方です。
ナッシュビルのギタリストでRCA Victorのプロデューサーとなったチェット・アトキンスがブーツ・ランドルフのヤケティ・サックスのパロディで演奏したギターバージョンの”Yakety Axe”もヒットチャート入りしたそうです。

50年代のドゥ・ワップ・グループのコースターズ(The Coasters)が歌った”Yakety Yak”というヒット曲がありましたが、タイトルの意味は”ウルサイおしゃべり→ガミガミ言うこと)”なので、ブーツ・ランドルフの”Yakety Sax”はやかましいサックスということになるのでしょうか。
私はずっとヤキティ・サックスと発音するのだと思っていました。

”The Benny Hill Show”ではエンディングのお約束のギャグで、お姉ちゃん達と追いかけっこをするコマ送りのシーンで使用されたブーツ・ランドルフの「ヤケティ・サックス」は他の番組や映画でパロディとなりました。

ユーモラスな場面にはヤケティ・サックス!

The Benny Hill Show-End Credits - YouTube
Boots Randolph - Yakety Sax (1958)- YouTube

独学でサックスを学んだというブーツ・ランドルフは、ナッシュビルの録音スタジオではロイ・オービソン(Roy Orbison)の1963年のヒット曲”Mean Woman Blues”や”Oh, Pretty Woman”で演奏している他、REO スピードワゴン(REO Speedwagon)の”Little Queenie”、アル・ハート(Al Hirt)の”Java”、ジェリー・リー・ルイス(Jerry Lee Lewis)の”Turn On Your Lovelight”、ブレンダ・リー(Brenda Lee)の”Rockin' 'Around The Christmas Tree”などの曲にフィーチャーされたという記述を見ました。

Return to Sender”のようにサックスの合いの手が入る曲では、エルヴィス・プレスリー(Elvis Presley)の録音でブーツ・ランドルフがサックスを演奏した他、エルヴィスの映画では8本ものサントラに参加しているそうです。
ブーツ・ランドルフとエルヴィスとの写真

ブーツ・ランドルフはナッシュビルでは30年間もクラブで演奏し観光目玉ともなっていたそうです。

残念なことに、ブーツ・ランドルフが2007年夏に80歳で亡くなりました。
Goodbye Boots Randolph - YouTube



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by koukinobaaba | 2007-11-09 01:32 | 音楽
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