ハリケーン・カトリーナでファッツ・ドミノが行方不明 Fats Domino 'rescued but missing'

2005年8月28日〜29日にニューオリンズで何千人もの死者を出したハリケーン・カトリーナですが、最も被害のひどかった低地に住んでいたファッツ・ドミノが行方不明です。

娘さんの話では9月1日の新聞でファッツ・ドミノが屋根から救出され、ボートから降りる写真は見たが逢っていないとのこと。 ファッツ・ドミノはBlueberry Hillなど数々のヒット曲で有名な黒人ブルース歌手兼ピアニストです。
☆BBCニュースの詳細 2005/09/03

ニューオリンズ市長の話しでは非難勧告命令を出しましたが100万人ほどの市民が残っていたそうで、そのうちの一人がファッツ・ドミノです。 地元紙のthe New Orleans' Times-Picayuneに、ファッツ・ドミノ似た男性が救助ボートに乗り込む写真が載ったそうですが、本人の確認はとれていません。
当然ながら家族を始めプロダクションもやっきになって捜して情報を待っています。

今年77歳になり滅多にステージにも立っていませんが、私もファッツ・ドミノの一ファンとして彼の無事を祈ります。

Nicolas Cage(ニコラス・刑事)やCeline Dion(セリーヌ・ディオン)を始めラッパーのSean "Diddy" Combsなどが高額の救助援助金を提供している他、オスカー俳優のMorgan Freeman(モーガン・フリーマン)がネット・オークションを開設するなどセレブの活動が盛んです。

追記
その後のニュースではファッツ・ドミノは避難所から知人宅に行っていたそうですが、9月15日には帰宅して家族とも再会したそうです。 当然のことですが全てを失ったことに落胆している様子だそうです。

ニューオリンズの80%にダメージを与えたハリケーンの後、Lower 9th Wardにあったファッツ・ドミノの家はニューオリンズ公共事業団によってスタジオを含むある部分は建て直されたそうです。この財団を援助するためにElton John、Neil Young、Willie Nelson、Norah Jonesなどがのミュージシャンたちがファッツ・ドミノへのトリビュートアルバムを制作したそうです。

ファッツ・ドミノが録音したレコードは1949年のThe Fat Manから1960年代のWalking to New Orleansまでたくさんありますが、ファッツ・ドミノが受けたゴールドレコードにはGoing to the River、Blue Monday、Valley of Tears、Blueberry Hill、Whole Lotta Loving、I Want to Walk You Homeなど20枚が含まれています。 その後のニュースではハリケーン災害で失った20枚ものゴールドレコードは再プレスしてプレゼントされたそうです。おまけに10年前にJohnny Cash(ジョニー・キャッシュ)が受けたRIAA(全米レコード協会)のAmerican Music Legend賞の第2番目のアーティストとして受賞したそうです。

♪ ほっとして、ファッツ・ドミノの歌を聴きましょう。

New Orleans Jukebox Gold

ファッツ・ドミノの歌がいっぱい聴けるラジオ「New Orleans Jukebox Gold」のプレイリストは年代を追ってパート1からパート4まであります。
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by koukinobaaba | 2005-09-04 23:36 | 面白記事
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