大正ロマン 弥生美術館

レトロな挿絵はお好き? 私の好きな美術館を教えましょう。

b0002123_8131843.jpg弥生美術館は昭和59年(1984)に、晩年の高畠華宵と交友があり、華宵の死後に著作権の所有者となった鹿野琢見氏によって創設されました。 左のメニューで過去の展示会などを観て下さい。 それぞれの画家や作品の画像が観られます。

竹久夢二美術館が併設されているこの弥生美術館には、高畠華宵蕗谷虹児中原淳一など、大正、昭和生まれの”元”少女には垂涎の素晴らしい作品が所蔵されています。 特に高畠華宵の絵画には子供心にも何か隠微な妖しい世界を感じておりました。 私が所有している高畠華宵の画集をお見せしたい!

美術館が公開された時にすぐ駆けつけて以来、イベントには注目しています。
2004年の特集に昭和の挿絵画家の石原豪人展が開催されこのイベントは「らんぷの本『石原豪人』」という本になっています。
石原豪人は童話からエロ雑誌まで多岐に渡るジャンルの挿絵を手掛けた写実派の画家です。 怪奇妖怪ものでは今なら元祖水木しげる風、時代ものでは岩田専太郎風など子供の頃には毎月少女雑誌を楽しみにしていました。
石原豪人展 弥生美術館

同じく2004年には私の師匠”長沢節”の特集がありました。 長沢節先生は1999年に逝去されましたが、当時は青山・高樹町の境内の幼稚園2階にあったワンルームのお教室”セツ・モードセミナー(旧節スタイル画教室)”に通った思い出がよみがえりました。 私は落伍者ですが、先輩にはデザイナーのコシノ姉妹から女優の悠木千帆(現在は樹木希林)さんまで現在の大物が沢山おられます。 銀座ワシントンのオープン記念ファッションショーに引率された思い出とか、”ガラスの花瓶”に入れたパンチを頂いたことなどは忘れがたいエピソードです。(当時は椎名町の先生のご自宅でパーティをするほどの小さなお教室だったのです。)
長沢節展 弥生美術館

今年、2005年4月~6月は”大正・昭和・女學生らいふ展”でした。 吉屋信子の少女小説も含めた可憐で優美な少女文化の展覧会です。 (私的にはなぜか)映画にもなった”下妻物語”の作者である乙女派作家の嶽本野ばらのギャラリー・トークなんていうイベントもあったそうです。(現代の乙女チックなんでそうですが、守備範囲が広く中原淳一、高橋真琴、太宰治、吉屋信子の少女小説などが好きな点では私と一致するものの当然のこと、世代のギャップを感じます。)

2005年7月1日(金)~9月27日(火)は2002年夏の開催に続き、昭和初期のの少女雑誌”ジュニアそれいゆ”で御馴染みの”内藤ルネ”を特集しています。 昭和50年代には可愛いルネ・グッズで溢れ返っていましたよ。 

今では館外に”夢二カフェ・港や”なる喫茶店もあり軽食も摂れます。 お帰りにはミュージアムショップでポスターや絵葉書などのお土産が買えます。 休館日を確認してからお出掛け下さいね。
 
English Guide


大正ロマンの画集
高畠華宵b0002123_2257315.jpg


著作権の関係でか画像は表示出来なくなりましたがAmaoznには「ジュニアそれいゆ 復刻版全7冊別冊1」があります。 
※画像は見つかりましたが全部売り切れ! 全部持っていました、懐かしい! 捨てなきゃよかったな。
古書サイト HoneyBeeBrand

1985年のTV連ドラ「乳姉妹(ちきょうだい)」と後の2005年の昼ドラの「冬の輪舞」のオリジナル
あの道この道b0002123_17541148.jpg


[PR]
by koukinobaaba | 2005-07-06 08:14 | 面白記事
<< PDIC 無料の電子辞書ソフト マーサ・スチュアートのアロマ・... >>