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オーティス・レディング I've Been Loving You Too Long by Otis Redding

泣いて下さい。
オーティス・レディングが歌う”I've Been Loving You Too Long”です。

オーティス・レディングはこんな顔
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Otis Redding - The Rolling Stones' (I Can't Get No) Satisfaction cover (1965) - YouTube
Otis Redding & The Bar-Kays - Respect - YouTube

オーティス・レディングと同じくソウル歌手のJerry Butler(ジェリー・バトラー)と共同で書いた”I've Been Loving You Too Long (To Stop Now)”はシングルとしては最高のヒット曲となり、1965年にレディングの3枚目のアルバムとしてアトランティックからリリースした「Otis Blue: Otis Redding Sings Soul」に収録されていました。
”I've Been Loving You Too Long”がサウンドトラックで使用された映画にはTina Turner(ティナ・ターナー)も出演した1970年の「Gimme Shelter(ローリング・ストーンズ・イン・ギミー・シェルター)」をはじめ、1986年の「Children of a Lesser God(愛は静けさの中に)」や1988年の「Stormy Monday(ストーミー・マンディ)」などでオーティス・レディングのバージョンが流れました。
日本未公開映画では「Bitter Moon(赤い航路)」のPeter Coyote(ピーター・コヨーテ)が主演した1984年の「Heartbreakers(ハートブレーカー)」をはじめ、1985年の「Heaven Help Us」、1992年の「Rich in Love」、2006年の「Glory Road」や2007年の「Talk to Me 」などがあります。

”I've Been Loving You Too Long”の歌詞はI've Been Loving You Too Long Lyrics - STLyrics.com

Otis Redding - I've Been Loving You Too Long - YouTube

この”I've Been Loving You Too Long”をカバーしたアーティストは”When a Man Loves a Woman”が似ているPercy Sledge(パーシー・スレッジ)など何人かいましたが、セクシー(卑猥)ということで最も有名なのは1968年のIke & Tina Turner(アイク・ターナー&ティナ・ターナー)の掛け合いだそうです。ティナ・ターナーはオーティス・レディングに影響を受けたそうですがオーティスの代表的なラブ・バラードもダイナマイトセクシーのアイク&ティナがカバーするとこんなになっちゃうんでしょうかね。
とはいえどもアイク&ティナ・ターナーというゴールデンコンビは”I Smell Trouble”と共にすっげぇパーフォーマンスだと思っています。
Percy Sledge - I've Been Loving You Too Long - YouTube

オーティス・レディングは1967年に26歳という若さで飛行機事故で他界したジョージア出身のソウル歌手で、情感豊かに歌うバラードでは定評があります。
初期には同郷のLittle Richard(リトル・リチャード)に多大なる影響を受けたといいます。、

歴史的な1967年の「Monterey Pop Festival」の後、それまでのエネルギッシュな歌唱法で喉にポリープができ歌えなくなりました。その後は曲作りなどしていましたが、亡くなる3日前に吹き込んだ”(Sittin' On) The Dock of the Bay"(ドック・オブ・ザ・ベイ)”は死後にリリースされて1968年のビルボードで数週間トップとなりましたから日本でも有名です。その吹き込みは3テイクで最後に口笛でしめたのだそうです。オーティス・レディングが事故に遭わずにスタジオに戻ってきてバックコーラスでも入れていたらカモメの鳴き声や波の音など入れなくて済んだのにとの話があります。だからオーティスガ”The Dock of the Bay”を歌っている映像は無いのです。
この”The Dock of the Bay”はレディングがスタックス・レコード専属のブルース・ギタリストだったSteve Cropper(スティーブ・クロッパー)とともに1967年に書いたそうです。白人ギタリストのスティーブ・クロッパーはBooker T. Jonesと組んで1962年の"Green Onions"が大ヒットしたR&Bバンドの”Booker T. & the M.G.'s”のメンバーでもあり、スタックスでのSam & DaveRufus Thomasなどたくさんのミュージシャンの吹き込みに参加しています 。
Otis Redding - The Dock of the Bay - YouTube


by koukinobaaba | 2009-12-03 00:15 | 音楽
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