ウォルター・ブラウン Walter Brown

テキサス出身のウォルター・ブラウン(1917 – 1956)は全く知られていませんが1940年代に活躍したブルース・シンガーです。

1936年にカンサスでジャンプブルースのミュージシャンだったJay McShann(ジェイ・マクシャン)が結成したビッグバンドに1941年に専属歌手として参加し、Charlie Parker(チャーリー・パーカー)やBen Webster(ベン・ウェブスター)たちと共演しました。
第二次世界大戦中にジェイ・マクシャンが徴兵されてバンドは解散しました。
バンドのヒット曲はジェイ・マクシャンとウォルター・ブラウンが共同で作った”Confessin' the Blues”やジェイ・マクシャンのニックネームをタイトルにした”Hootie Blues”だそうです。
ウォルター・ブラウンがバンドを去った後には1945年からJimmy Witherspoon(ジミー・ウィザースプーン)が専属歌手となり”Ain't Nobody's Business”をヒットさせました。
ウォルター・ブラウンはジェイ・マクシャンの楽団を去ったその後はソロ活動を続けましたが1949年に再びジェイ・マクシャンとセッションしたもののジリビンとなりジミー・ウィザースプーンのようには返り咲きませんでした。

1950年代の半ばにはウォルター・ブラウンやジミー・ウィザースプーンのようなジャンプブルースのシャウターは時代遅れとなりましたが1958年には”Alley Cat"をレコーディングしました。この曲はテキーラ(Tequila!)でお馴染みのチャンプス(The Champs)がカバーしています。
※有名な”Alley Cat”はウォルター・ブラウンのとは別の曲で、1962年にビルボードヒットとなりグラミーを受賞したデンマーク出身のピアニストであるベント・ファブリシアス・ビュール(Bent Fabricius-Bjerre)のピアノ曲で、ビッグバンドのレイ・コニフ(Ray Conniff)やアル・ハート(Al Hirt)、ギターのチェット・アトキンス(Chet Atkins)などがカバーしているそうです。
”The Alley Cat Song”として歌詞を付けたのはジャック・ハーラン(Jack Harlen)だそうです。

ウォルター・ブラウンはこんな顔
Confessin' the Blues Walter Brown with Jay McShann (LP)
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Forget Your Troubles And Jump Your Blues Away! (CD)
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by koukinobaaba | 2009-07-08 21:34 | 音楽
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