ジョー・ヘンダーソン Joe Henderson

ジョー・ヘンダーソン(1937年~2001年)

日本でも人気のオハイオ出身のインテリ・テナーサックス奏者でハードバップからR&B、ラテンやフリージャズ(アヴァンギャルド)まで演奏しました。
ジョー・ヘンダーソンは1963年にブルーノートからアルバムデビューして以来、リーダーとしてサイドマンとして1970年代から1980年代も精力的に活躍していましたが、なかでもベースのRufus Reid とドラムのAl Fosterと組んだピアノ抜きのトリオ時代、1991年のアルバム「The Standard Joe」は評価が高いそうで、収録されている”Blue Bossa”はジョー・ヘンダーソンの代表曲となっています。

ジョー・ヘンダーソンは1964年から1966年にホレス・シルヴァー(Horace Silver)の楽団に在籍して大ヒット曲である”Song for My Father”の録音に参加しているそうです。作曲だけでなくビッグバンドのアレンジも手掛けたそうですが、ジョー・ヘンダーソンのサウンドは同じテナーサックス奏者のスタン・ゲッツ(Stan Getz)、レスター・ヤング(Lester Young)、ジョン・コルトレーン(John Coltrane)のみにあらず、なぜかモダンブルースのT・ボーン・ウォーカー(T-Bone Walker)にも比べられるそうです。

Joe Henderson - Blue Bossa - YouTube

ジョー・ヘンダーソンはこんな顔
b0002123_20222048.jpg
Mode for Joe
Lee MorganやRon Carterなどが参加したオリジナル録音が1966年のBlue Noteからリリースのハードバップアルバムは同年に日本でも発売
全曲試聴はMode for Joe - cdUniverse


1992年の55歳の時に突如Verve(ヴァーヴ)のSo Near, So Far (Musings For Miles)でブレイクしたジョー・ヘンダーソンでしたが、晩年はリード楽器の演奏者には致命傷の肺気腫のため引退同然だったそうで2001年には心不全で亡くなりました。

ジョー・ヘンダーソンの参考アルバム
"Mode For Joe" [Blue Note, 1966]
"Straight, No Chaser" [Verve, 1968] with the Wynton Kelly Trio featuring Paul Chambers and Jimmy Cobb
"Joe Henderson In Japan"
"Big Band" [Verve, 1992],
"So Near, So Far (Musings For Miles)" [Verve, 1992]

Snap Your Fingers
カントリーのグラディ・マーティン(Grady Martin)とAlex Zanetisが作った”Snap Your Fingers”という曲はナッシュビル カントリーのFifty Years Of Hitsとなっているそうで、この曲はカントリーのBob Wills(ボブ・ウィリス)やDon Gibson(ドン・ギブソン)の他にSammy Davis Jr.やDean Martinなども歌っているそうです。

この”Snap Your Fingers”をTodd Recordsからリリースした R&B(ゴスペル)歌手のジョー・ヘンダーソンは1964年、27歳にして心臓麻痺で亡くなってしまったとか。ともかくジョー・ヘンダーソンという歌手が歌ったこのハードバップなR&B曲”Snap Your Fingers”が1962年のR&Bチャートで上位に入ったのだそうです。

Joe Henderson - Snap Your Fingers - YouTube
※”Snap Your Fingers”の歌詞はSnap Your Fingers Lyrics - Matrix.com.br

ジョー・ヘンダーソンじゃない?w
b0002123_17373055.jpg
The Birth of Soul Vol.1
♪全曲試聴はThe Birth of Soul Vol.1 - cdUniverse

このジョー・ヘンダーソンの”Snap Your Fingers”はTodd Recordsのモノラル33回転12インチLPで1962年にリリースされたそうですが、上記の画像はイギリスで1996年にリリースされたSam Cookeの”I'll Come Running Back to You”は別として、Ann Coleの”Have Fun”、Etta Jamesの”Something's Got a Hold on Me”、Bobby Blandの”Ain't Nothing You Can Do”、Otis Reddingの”Pain in My Heart”等のレアものコンピレーションアルバム「The Birth of Soul Vol.1」です。
イギリスには1950年代に活躍したピアニストのJoe Hendersonがいたらしいです。
”The Birth of Soul Vol.1”の他に1998年のウルフマン・ジャックのWolfman Jack's Let's Cruise: Vol 2にも”Snap Your Fingers”が収録されているそうです。
※1962年にLondonレコードからも45回転の7インチシングル盤がリリースされているそうです。

私がジャズ界のテナーマンのジョー・ヘンダーソンのレコードだと思ったのはwikipediaの記事(その後削除された)と、Joe A. Henderson名義でmidomi.co.jpとかmp3.comのような解説をみただけで確信はありませんでしたが、やはり間違いなんでしょう。
※ビル・ヘンダーソン(Bill Henderson)がホレス・シルヴァー(Horace Silver)のアルバムで歌っているので混同したか。
あるいはソウルやブルースの歌手で同名のジョー・ヘンダーソンが存在したのでしょうか。たぶん。


[PR]
by koukinobaaba | 2009-01-19 20:17 | 音楽
<< 本場鹿児島 さつまあげ 月揚庵 ミリアム・マケバ Miriam... >>