爪が黒ずむのは奇病? 難病? 老人病?
疑問のままで解決には至りません。 先日ふと気が付いたのですが私の母の手の指の爪が全部黒っぽいのです。特に右手の親指。 記憶が正しければ母の爪は桜貝のように綺麗なピンク色だと思っていました。 その母の爪は今では私の爪が綺麗に見えるくらい変化してしまいました。 こういう私も右足の親指の脇だけが黒ずんでいるのです。 10年ほど前まではサンダルのツマ先から見える自分の爪にうっとりしたものですがね。これは靴などで親指が圧迫されたのだと勝手に解釈しています。又はなにかにぶつけたかもしれませんが、もしかして爪白癬(爪の水虫)だと怖いので皮膚科で診て頂こうと思っています。 私の爪の問題は足の指だけではありません。手の指も以前は常にヤスリをかけて整えてマニキュアをしていたのですが、現在はそれどころではありません。爪が薄くなってヘラのように反り返り気味なのはなんとか戻りましたが、ヤスリなどかけられないようなモロイ爪になってしまったのです。 縦に細かい筋も見えるようになりました。 恐らくすべて老化でしょうが、縦じわは乾燥も原因なので潤いを与えるようにすれば多少は改善されるようです。 で、もっと老化の母の爪ですが、異常に黒いので気がかりです。良く見ようとすると怒るので調査できません。母の場合は老化の他に極度の偏食があるので栄養失調ということもありそうですが、副腎皮質機能低下かどうかは不明です。次回病院に行く時に内科の主治医に伺ってみようと思います。でも爪は皮膚科だそうです。(その病院は皮膚科は常設していません) 「爪が黒くなる」をキーワードとして適当にGoogleで検索してみたところ、”爪が黒くなる”のには栄養不良、爪の水虫、爪の下の出血、爪のもとの皮膚にメラニンを作る色素細胞が増えるなどが見つかりました。他には貧血や心臓病か。。。 怖い例ではメラノーマとも呼ばれるほくろ(黒色腫)でガンかもしれないそうです。 「黒色爪」で調べてみると、アジソン病などの内分泌疾患や代謝異常症の他、急激に爪が真っ黒になってきた場合は悪性腫瘍の可能性もあるそうです。これは大変! 手足全ての爪が変色している場合はアジソン病などに伴う症状である可能性が大だそうです。アジソン(Addison)病なんて聞いたことが無い病名です。 ですが、最も納得できそうな原因というと爪甲下の出血、つまり爪の皮下出血だろうと思いました。 そしてもう一つ思い当たる原因を見つけました。 鉄の含有量が多いぶどう酒を摂取すると血液の中の鉄分が多くなる肝性ボルフィリン症にかかるかもしれないそうです。ただしいワイン愛好家が爪が少し黒ずんでいても問題はないとは書かれていました。母は毎日赤ワインを飲みますからこれかも知れません。ただ”少し黒ずむ”とはどの程度なのかが不明です。 その後5年経過したら、他の爪に縞が出来ました。偏食が激しい母だったので栄養失調気味は確かですが、10年ほど前に顔のほくろ状の腫瘍を切除したことがあります。皮膚がんということで手術しましたが転移はなかったのです。 気をつけて見ると身体のあちこちに黒や茶色のほくろ状のものが増えています。問題はそれが滲んだように左右もしくは上下に広がっていることです。ただし左右対称ににじんでいる場合は大丈夫だとも聞きました。母が悪性腫瘍じゃないことを願っていますが、平均寿命をとっくに超えた母の年齢ではよしんば癌だとしても抗がん剤などの科学療法を受けることはないでしょう。 若い方々におきましては、黒あるいは焦げ茶色のほくろ状のものに形の変化があれば皮膚科に行きましょう。 追記 最近、テレビ番組で90歳で現役のお医者さまをレポートしていましたが、そのお元気な先生の爪が母みたいに黒くなっていました。やはり90歳になると爪も老化が激しいんですね。 この記事を書いた7年後に、母は別にどこが悪いわけでもなく老衰で他界しました。寝たきりはたったの1年でしたが、オシャレな母にマニキュアを頼まれました。 カリタのパックも。白髪染めも。
by koukinobaaba
| 2008-12-17 14:24
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