夜を楽しく Pillow Talk (1959)

1950年代から1960年代には絶大なる人気を誇っていたDoris Day(ドリス・デイ)が出演した1959年の映画に「夜を楽しく」があります。
「夜を楽しく」は1955年の「情欲の悪魔(Love Me or Leave Me)」で失望して以来、アカデミー賞にノミネートされたほどの話題作品でした。

監督はマイケル・ゴードン(Michael Gordon)で当時のロマコメの女王のドリス・デイとロマコメ・キングのロック・ハドソン(Rock Hudson)との共演です。ロック・ハドソンはこの後の1961年に「九月になれば」でジーナ・ロロブリジーダと共演していますが、「夜を楽しく」のほうがずっとずっとお洒落な映画です。特に軽快なテーマ曲の”Pillow Talk”はチャート入りしていませんが、日本では当時のヒットパレードにも登場したほど人気でした。

☆今は一人ぼっちでマクラにボーイフレンドのことを話しているけど、いつかは結婚して寝物語をする男性が...というBuddy Pepper and Inez Jamesが書いた陽気な歌の歌詞、Pillow talk, pillow talk Another night of hearin' myself talk, talk, talk, talk...
Pillow Talk Lyrics - LyricsFreak

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「夜を楽しく」の原作者であるラッセル・ラウズ(Russell Rouse)は1956年の西部劇映画「必殺の一弾(The Fastest Gun Alive)」を監督しています。

当時流行りのキャリア・ウーマンがハンサムな男性と結ばれるというロマンスをテーマにした女性が憧れるような映画でした。ドリス・デイはファッショナブルなインテリアデザイナー、ロック・ハドソンはプレイボーイの音楽家という設定で、ドリスデイとの共同電話に混線して女性からのラブコールが頻繁にかかってくるロック・ハドソンに辟易することからストーリーは始まります。なんたって自作のラブソングを女性たちに歌って聞かせては電話を占領するのです。電話局に苦情を申し込むと会社は女性の調査員を派遣しました。が、ハンサムなロック・ハドソンの虜となってしまったのです。
脇役としては名優揃いで、毎朝ふつか酔いでご到着の飲ん兵衛の家政婦にはセルマ・リッター(Thelma Ritter)、ロック・ハドソンが書いたミュージカルのプロデューサーでドリスデイにお熱なトニー・ランドール(Tony Randall) 、ドリスデイの顧客の息子にニック・アダムス(Nick Adams)などです。

Pillow Talk - The films of Doris Day

「夜を楽しく」の後、ゴールデンコンビのドリス・デイとロック・ハドソンは1961年の「恋人よ帰れ(Lover Come Back)」と1964年の花は贈らないで!(Send Me No Flowers)で共演しました。

マイケル・ゴードンは1960年にサンドラ・ディー(Sandra Dee)が出演した「黒い肖像(Portrait in Black)」や1963年にマリリンモンロー(Marilyn Monroe)が撮影中亡くなったためドリス・デイで取り直しとなった曰く付きの「女房は生きていた(Move Over, Darling)」などを監督しています。

Doris Day - Pillow Talk Opening with theme song - YouTube
Pillow Talk Trailer in japanese - YouTube
Doris Day and Rock Hudson in Pillow Talk - YouTube

☆ドリス・デイについてはAudio-Visual Trivia内のDoris Day


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by koukinobaaba | 2008-12-12 17:54 | 映画
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